ドイツ紙『ビルト』によりますと、
宇佐美さんは30日の朝に現地でメディカルチェックを受けて、
ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフへ
移籍することになりそうです。
昨夏にアウクスブルクに加わった宇佐美さんですが、
新シーズンでの公式戦ではメンバー入りを
果たせていなかったというのが理由でしょう。
新天地は現在2部の首位を走るデュッセルドルフ。
同クラブはFWイラス・ベブが
ハノーファー移籍に迫っているため、
宇佐美さんはその後釜に座るようですね。
そもそも、宇佐美貴史って何者?
経歴としては、
- 2009年 - 2016年6月 ガンバ大阪
- 2011年7月 - 2012年5月 バイエルン・ミュンヘン(レンタル移籍)
- 2012年5月 - 2013年5月 TSG1899ホッフェンハイム(レンタル移籍)
- 2016年7月 - FCアウクスブルク4年契約で移籍金は推定2億円。
- 2017年8月 - フォルトゥナ・デュッセルドルフ(レンタル移籍)
ということです。もちろん優秀な方です。
この世代には宇佐美を始め、宮吉拓実、高木善朗、宮市亮、柴崎岳といった逸材が
揃っていることから、「プラチナ世代」と呼ばれています。
メディカルチェックってなんなん?
現代のサッカーというのは大金がからむビジネスだというのはご存知ですよね。
世界的には野球選手よりサッカー選手の方が稼いでいるイメージも。
私は娘にサッカーやらせようかと思ってますが。
あ、もちろん、一攫千金じゃなくて、
バランス感覚のためですけどね(笑)
んで、そのビジネスの投資家からみて、
選手というのはある意味、高価な将棋の駒なわけですね。
で、見た目立派な王将を大金を出して買ったとしても、
1回で駒がパカっと割れてしまったとなっては、アイタタターとなるわけです。
それを防ぐためのメディカルチェックなんですね。
たとえば、 ロイク・レミーという選手。
当初は1050万ポンド(約18億円)の移籍金でリヴァプール入りが
合意できてたんですが、メディカルチェックで心臓に欠陥が見つかり、
交渉は打ち切りと。
2013年には森本貴幸選手のキエーヴォ移籍が消滅したり。
メディカルチェックによって、
投資リスクを減らすという効果があるということでした。
で、そもそも、デュッセルドルフはどこやねん
ベルギーやオランダにほど近い、ドイツの西端にあります。
有名なケルン大聖堂があるケルンの街から高速列車で20分北上した場所。
デュッセルドルフっていう名前は知ってるような、
知っていないような感じがしますが、
実は、ドイツで最も多くの日本人が住む場所だったりします。
そして、このように、オランダ、ベルギーへの
重要な交通拠点となっている街でもあるんですね。
芸術と文化の街らしく、
街の象徴でもあるライン川のほとりには人々が集まり、
ゆったりとした時間が流れています。
その芸術と文化の街に、具体的に何があるかというと・・・大して何もないのですが(ぉぃ)
ゲーテ美術館や映画博物館があります。
映画博物館はシェイクスピアのハムレットがテーマとなっている博物館。
詳しくはこちらを(爆)
http://www.newsdigest.de/newsde/duesseldorf-guide/places.html
個人的にはネアンデルタール博物館が気になっていますけどね。
で、文化といえば、地ビール「アルトビール」ですねぇ(^v^)
アルトビールが飲めるビアバーが建ち並びます。
私はビール党なので、ちょっとわくわくしますw。
アルトビールというのは、このデュッセルドルフが発祥なんですね。
19世紀中頃から造られている個性的なビールです。
アルトビールの「Alt」はドイツ語で「古い」。
これは、南ドイツから発信され、
ヨーロッパ中に伝播した「新しい」ラガービール製法と比べて、
「古い」「歴史がある」製法で作られたビールだからアルト(古い)ビールだと。
アルトといえば早乙女アルトを連想するのは私だけでしょうか?
製法は古いんですが、ビールそのものは新鮮さが何より重視されています。
比較的高温な 15~20度で発酵させ、熟成は低温で行われます。
色は赤銅色で、アルコール度数は日本の一般的なビールと同じ4.5%前後です。
濃厚な麦芽の風味と、後を引くホップの苦味、クリーンでみずみずしい味は日本人好みといえます。
コンビニのビールでいうと、「よなよなエール」が近いかと思います。
よなよなはローソンに良くおいていますが、セブンにもあるところにはあります。
デュッセルドルフにはなかなかいけませんが、
気分を手っ取り早く味わうにはぜひこちらを!。
で、現地の本物は、何が本物かというと、樽で熟成されます。
樽熟成という言葉だけでもソワソワしますがw。
で、工場で熟成された樽は、すぐに店に運ばれます。
実際、グラスに注ぐ時には樽を立てまして、
底に近いところに蛇口を打ち込みます。
後は、蛇口をひねると、重力でビールが流れ出てきますので、
グラスで受けます。
一応補足しますと、日本の居酒屋の樽生ビールは
炭酸ガスや窒素で金属の樽に圧力を掛けてビールを押し出します。
対して、木樽熟成では発酵中に造られた
炭酸ガスだけがビールに程よく溶け込み、
口当たりがまろやか~になるんですね。
ちなみに、グラスは200mlのストレート形状。
ロングカクテルグラスって感じでしょうか。
飲み干すとすぐにウエイターが次のグラスを持ってきます。
十分に飲んだらコースターをグラスの上に乗せます。
もう、いらないよ。というサインですね。
ドイツといえばソーセージ!
あるいはグリル肉にあわせて、グイグイやってくださいね。
どうやっていくの?
ということで、デュッセルドルフ熱が高まったかと思いますが、
鉄は熱いうちに打てというわけで、
行きたくなった場合はすぐに行きましょうw。
いってみよう!
成田→デュッセルドルフ直行便(ANA)で12時間。196,549円
コスパ的にはこちら↓。
成田→アムステルダム(オランダ)→デュッセルドルフ(KLM)で14時間10分。110,940円というところ。
どちらもエコノミークラスになります。帰りは30分くらい短縮されます。
宿泊費は1万円程度ですね。
私もドイツ好きなので、子育てが落ち着いたら夫婦でいってみたいと思います!
ではでは!