メジャーにいついくの?とこれまで話題を振りまいていた大谷翔平選手が
ついに、2017年オフのメジャー行きを公式発表!
こうなると、次はどこに行くかという話と
やはり投打二刀流がメジャーで通用するかが
気になりましたので、調べてみましたよ!
ついにメジャーキター!とやっとな感はありますが、
若干寂しい感じもします(悲)
とはいえまだまだイベントはありますから、今後も注目ですね。
大谷翔平メジャーはいつ、どこに行く?
まず、今回大谷さんはポスティング(入札)を使ってメジャーにいきますので、
好きな球団と勝手に交渉というわけには行きません。
通常、海外に自由交渉で行く場合は、通常9シーズン必要です。
ちなみに大谷さんは日ハムに入って、5シーズン。
なので、ポスティングを使うわけですね。
ポスティングとFAの違い
国内と海外でまた違いますが、
海外の場合はFAはどの球団でも自由に交渉でき、球団には補償金が入らない。
ポスティングは現所属球団(以下、現球団)が一番高額な契約額を設定した球団に
単独交渉権が与えられるということですね。
そして契約が決まったら、契約額の一定割合を補償金として現球団に支払います。
だから、ポスティングの方が球団は嬉しいわけです。
ちなみにメジャー移籍といえば、高額な契約金がつき物ですが、
今回、大谷さんは、25歳未満なので、異例の?激安価格で契約が可能w。
というのも、MLBのルールで、25歳未満の選手との契約に球団が使える金額は、
契約金や年俸など込みで年間TOTAL475万~575万ドル(7億円くらい?)まで。
(ドラフトでの優遇度によって各球団は3つの金額のグループに分かれているが)
ただし、この金額に上乗せで一時的に75%増まで増やせる技?もあるんですね。
しかし、このリミッター解除的な技をつかった場合、
その翌年はこの予算枠が激減する仕組み(ペナルティ発生)。
これがあるので、金持ち球団でもペナルティが発生している年は、
入札額が超ショボくなるので、まず、入札には勝てないという状況が発生します。
ちなみに今、ポスティングシステムについては、日本と米国で改定中(1年更新)なんですが、
契約金が1億ドル未満はその15%が補償金となるようにしろ!と米国が要求していて、
ただでさえ、大谷さんは25歳未満なので、そもそもの契約金が少なく、
補償金も少ないのにねぇ。。。
で、でも実力から言ったら現行上限の2000万ドルが常識的なところでしょと
日本側は粘っているわけですね。
なぜなら、実際に、2013年、田中まーくん、2015年、マエケンさんの
どちらも2000万ドル(23億円くらい)だったので。
とにかく、このポスティングの補償金の仕組みが決まらないと、何も始まりません!
基本メジャー側が欲しいでしょうから、
メジャー側折れましょうよと思うんですけど(汗)
ちなみに代理人には、CAAのネズ・バレロ氏がつくみたいですよ。
このCAAという会社は顧客数がメジャー球界でNo1。
そして、有名どころでは、今季メッツで活躍したの青木宣親選手を担当。
CAAといえば、選手の意見を最大限に尊重する会社です。
例えば、2014年オフ、ロイヤルズ→ジャイアンツに移籍しましたが、
この時、青木さんは、ポストシーズンに出場可能なチームを条件にしてたんですね。
で、結果として、2010、12、14年と世界一に輝いたジャイアンツと契約したという話があります。
ネズ氏なら、大谷さんの意向をしっかり反映してくれるでしょう!。
で、結局、大谷翔平はどこいくの?
(ポスティングシステムの更改が決まった前提ですが)
はい、すいません!お待たせしました!
ズバリですねぇ。。。
- ドジャース
- ヤンキース
- パドレス
- レンジャーズ
- マリナーズ
あたりではないかと予想されます。
ちなみに、ドジャースとパドレスは、今季、例のペナルティがあるので、
大谷さんには30万ドルしか用意できないらしく、
金額面ではかなり厳しいですね。
となると、
- ヤンキース
- レンジャーズ
- マリナーズ
あたりなんですが、マスコミ的にはヤンキースに入ってほしいなーとw。
今のヤンキースは若手の有望株が多く、
これから黄金期が来るとの前評判がたかいんですね。
だから、さらにその黄金期を補強してくれーーということですね。
まぁ、こういう、ハイレベルなところで競うことが
大谷さんのためになりそうではありますね。
そして金銭的には、契約金は少ないものの、
ヤンキースであれば、CM等のスポンサーがつくでしょうから、
悪くない条件だと言えそうです。
・・・と書きましたが、でも、蓋開けないと、全然わかりませんからねw。
大谷翔平メジャーで二刀流は無理?
そもそもですが、日本ハムに入ったのも、投打の二刀流にこだわった為。
そして、結果を出してしまったという。
やはり人生やらないで後悔するよりは、やって後悔しようって感じですか。
だから、メジャーでも本人は二刀流やりたいですよね。もちろん。
なんだけど、日本とメジャーの試合数の違いもあって、
大体日本では月曜日がほぼ休みで、たまに週2日の休みもあったりなんですけど、
基本週1回の登板。で約4回/月の登板。
一方メジャーはあまり休みがなくて、先発は基本中4日休み。
だから、約6回/月の登板。
このように日本より間隔がせまいし、長い時は20連戦とかあったりするので、
体力が続かないという不安もあります。
ゆえに、二刀流ってメジャーでは厳しいんじゃないかと言われているんですね。
一方で、ヤンキースなんかだと、大谷さんをDH兼用にすれば、
DH枠を先発枠に転用できるので、休みを中5日に延ばせるぜなんて話もあります。
ありますが、となると、DHを割高な先発投手が使うとなって、
資金面であまりおいしくない・・・
そしてなんといっても、野手やってて、怪我でもしたら大損失。
というのもやっぱりいい投手(特に先発)って少ないんですよね。
そして高い!打つ方はいっぱいいるからそこまで高くない。
だから、球団側から言ったらやっぱり投手に専念してくれって話になりますよ。
年棒も日本と違うわけで、1球いくらって話じゃないですか。
それで、野手やってて怪我して、1年20億円飛びましたなんて話は、
私が監督だったら困ります。
後は、本人的に伝説作りたいと思っているフシがあるので、
そうなるとそもそもですが、ヤンキースを蹴って、
日本人を受け入れたことがないパドレスに
行って、そこで二刀流して、パドレスをワールドシリーズにってシナリオ
が最高なんでしょうけどね。
あまりお金にはこだわらない人ですから、
今年はパス・見送りってのもあるかもしれませんね。
ただ、もし決まったら、ホント怪我したら大変なんで
二刀流やってもいいけど、
そこだけはよーく注意してねと思います。
大谷翔平メジャーはいつ、どこに行く?メジャーで二刀流は無理?まとめ
というわけで、まとめると、
- メジャーは今季、まずポスティング自体の仕組みが決まってから、そこから各球団と交渉
- 代理人にはCAAのダン氏を選択
- 行先はヤンキース、レンジャーズ、マリナーズあたりかな~ (パドレスは今年は予算がないはず)
- 二刀流は先発の休みの感覚が短いので体力的に厳しい。そして怪我が心配なので不可。
でも、逆にそこを克服できたら、二刀流も可。
という感じでした。
今後の交渉の行方も引き続きウォッチしていきたいと思います!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!(これコピペじゃないよ!w)