スポンサーの東芝が辞めると言い出して話題になったサザエさん。
すると、今度は「サザエさん」の放送そのものを「打ち切りにすべき」という意見が出始めた。
この意見は常見陽平氏(千葉商科大学国際教養学部専任講師)からのもの。
サザエさんの打ち切り問題って何?
サザエさん打ち切り問題は常見氏がブログに書いた記事から。
常見ってだれ?
ちなみに、その常見氏というのはこのような人。
常見陽平。北海道札幌市出身。北海道札幌南高等学校を経て、一橋大学社会学部入学。のち商学部に転部。
1997年大学を卒業し、リクルート(現リクルートホールディングス)に入社。
『とらばーゆ』編集部などを経て退社し、2005年株式会社バンダイに転職。
人事部人材開発チームで新卒採用を担当。
2012年、在職中に一橋大学大学院社会学研究科修士課程入学し、2014年同修了、修士 (社会学)。
その後退社し、独立。
2015年から千葉商科大学国際教養学部専任講師。
そして、常見氏の意見を要約すると、
- 子供のころからサザエさんは嫌い。なぜなら、甘えた人材だらけであるため。
- サザエさんは昭和の憧憬時代劇であり、現在の家庭像とはズレている。
- 国民を明日、会社や学校に行きたくなくさせるあの破壊力はいかがなものか。
- こんな番組が続いていることに怒りを感じる。もちろん娘には、『サザエさん』は見せない。
ということらしい。
つまり、一言でいうと、こんなアニメを見ると、甘えた人材として育ってしまうから、放送するなという話。
ちなみネット上で炎上気味の、皆さんの意見は・・・
- 気持ちが悪い。エンターテイメントをイデオロギーでやめさせるようになったらいよいよこの国の自由は死を迎えるよ。
- 特に害悪をばら蒔いている訳でもないひとつのアニメ番組になんでそこまで噛みつく必要があるのかわかりません。
あんたが見たくなけりゃ見なければいいし、娘に見せたくなけりゃ見せなければいいんだけど、そんなに大声で発信する意味がわからん。- 無理。今のフジテレビにそれが出来るなら、全時間帯で番組視聴率を改善できるし、そもそもアニメ部門で度々視聴率ランクインできるドル箱の一つを捨てる意味もない。
- 平成の家族群像劇なアニメって何だろう。クレヨンしんちゃんは一応平成だろうけど、バブル期以前な感じ。現在のドラえもんは平成風に生まれ変わっているのだろうか。住宅街には土管が放置された空き地なんて存在せず、コインパーキングにでもなっているのだろうか。
- 昭和の地方を描いたちびまる子ちゃん、昭和の東京を描いたサザエさんで昭和づくしなのは確かに困りものだ。あー、おそ松さんがいいのかな。
- 嫌いなコンテンツについて記事を一本書き上げようという心理が全く理解できない。
だそうで、至極まっとうなコメントである。
そもそも、サザエさんを見て、甘えた人材が育つという理論がまずよくわからない。
サザエさんにそんな影響ある?
そして、甘えた人材ってそもそも何?という話。
甘えた人材が育つのが怒りの原因らしいが、そもそも何なのかよくわからないw。もう少し説明がほしい。
甘えた人材の中身がわからないので、そうなると、こちらも空想でしか語れない。
しかし勝手に前提を置いて、私見を言わせていただくと、
むしろ、甘え上手な人材は世渡り上手である。
例えば、愛人業のプロとして男を癒す人は甘え上手である。
めちゃくちゃスゴ腕の持ち主である。
世の中、甘えた人材ばかりだったら、男はめちゃくちゃ幸せなはずである。
むしろ逆に自立すべき!と言っているから、男も女も仕事に追われ、
金で幸せを解決するために、金を稼ぐが税金分が自動的に引かれる。
つまり国という銀行に(返ってこない)お金を預けさせられてるのだ。
その分幸せに使える時間が減る。というか、国に泥棒されているというか。
だから甘えた人材が増えることはむしろ歓迎すべきである。
つまり専業主婦が高等な甘えテクを持てば、旦那の給料が上がらなくても家族は幸せである。
(もちろん、そんな奥さんをもつ旦那が稼いでこない訳がないので、給料も上がってしまうが)
サザエさん打ち切り問題のサザエさん症候群とは?
打ち切り問題には、
- 国民を明日、会社や学校に行きたくなくさせるあの破壊力はいかがなものか。
という論点があるが、これがズバリ、サザエさん症候群である。
正確にいうと、日曜日の夕方から深夜にかけて、楽しかった休日が終わり、
「月曜からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に引き戻されることで、
憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状が発生する場合を指す。
当たり前であるが、サザエさんを見るから鬱になるんではなく、
月曜から仕事だからが理由なので、サザエさんに害はない。
単にサザエさん=日曜日という意味で使われているだけである。
ちなみに、英語ではブルーマンデーと呼ばれるらしい。
予防法の1つとしては、
平日のゴールである、土日が終わってしまうから良くない。
だからこそ、次の土日のゴールを考えるということ。
ゴールが明確だからこそ頑張れると。
また、一週間では長すぎる場合は、水曜日に楽しみな予定を入れてしまう。
あるいは、水曜日を休養日にしてゆっくり休むなど、とにかく目標となるイベントを
つくると良いらしい。
サザエさんスポンサー問題の次は打ち切り問題で炎上か?サザエさん症候群って何?のまとめ
はい、ということで、打ち切り問題と発端となった記事を要約させていただきましたが、
常見氏の妄想にみんな引っかかっただけのようです。
くれぐれも簡単に引っかからないように注意しましょう。
本日も最後まで見ていただきありがとうございました!
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