そろそろお歳暮の時期ですね。お歳暮は年末に送るらしいということはわかりますが、
実際、お歳暮の時期というのはいつからいつまでなんでしょうね？
また、北海道、東北、関東、関西、九州などの地方別に違ったりするんでしょうか？
今回はそのあたりを調べてみました。
そもそもお歳暮とはなんぞ？
お歳暮の起源というのは中国に始まります。
1月15日を上元、7月15日を中元、10月15日を下元といい、天の神を祭る日としていました。
この中元と日本にすでにあったお盆の「盆礼」という風習が合体して、「お中元」となりました。
じゃぁ、「お歳暮」は？って話なんですが、
上元と日本に元々ある、新年に神様へお供えするという習慣が合体して、
そのお供えをあらかじめ旧年中にお渡ししておこうというのがお歳暮です。
そして、日本でお歳暮がいつはじまったかというと、室町時代が最初で、
その後江戸時代には一般化して、全国に広まり、
明治30年頃には現在のようなお歳暮の形になったようです。
当時のお歳暮の定番は、塩鮭や鰤、餅などの年越しに必要なもの。
年神様のお神酒のつまみになるような、かずのこ、スルメが主流だったようです。
いずれも日持ちするものが選ばれていたようです。
当然宅配便などありませんので、
分家した人や嫁いだ人が、本家や親元に12月31日に手渡ししてたようです。
それが、明治30年代になると、お得意様やお世話になっている方にもお歳暮を贈る習慣が定着していきました。
お歳暮の時期はいつからいつまでなの？
お待たせしました、それで時期は、いつなんだって話なんですけども、
これは所説ありますが、
基本的に12月10日～年末です。
・・・なんですが、年末に送ると受け取る方もバタバタしてるので、
余裕をもって20日までに送るのが一般的です。
ちなみに、あくまで一般的なだけなので、25日程度まではまぁまぁOKです。
最悪31日まではお歳暮と言えますが、
結局は相手の常識次第ですから良く考えて送ってください。
まちがっても自分の常識では送らないでくださいね（汗）
以下、地方別の早見表です。
北海道 ・・・12月10日～12月20日
東北地方・・・12月10日～12月20日
関東地方・・・12月 1日 ～12月20日
北陸地方・・・12月10日～12月20日
東海地方・・・12月10日～12月20日
関西地方・・・12月10日～12月20日
中国地方・・・12月10日～12月20日
四国地方・・・12月10日～12月20日
九州地方・・・12月10日～12月20日
沖縄地方・・・12月20日～お正月にかけて
関東だけ1日からと、沖縄は遅めという点が違いますが
それ以外の地方は一緒です。
大体上記の期間に届くようにしましょう。
ただ、生ものなどはあまり早くに送ってしまうと、
お正月に食べられなくなりますので、年末付近でもOKです。
なお、1/1以降は、お年賀となりますので、ご注意を。
沖縄はお年賀とお歳暮の時期が重なるようです。
注）ちなみにお年賀もこだわる人は手渡しじゃないとダメとかありますが、
そこも相手の常識次第かと思いますので、考えてくださいね。
お歳暮の時期はいつからいつまで？まとめ
お歳暮の時期はいつからいつまで？というのは、
ざっくりいうと、
- 関東が、12月1日～20日頃(あるいは25日）
- 沖縄が、12月20日～お正月中
- その他の地域は 12月10日から25日頃
でした。
今回も最後まで見ていただきありがとうございました！